トップ > 待望のご対面!ドタバタ出産記(全7話)
いきみたいって、この感覚か…
-PM2:30-(続き)
分娩室から、出産着&点滴を付けて出た私。
外にはついて来てくれた妹。
そしてどうやら帝王切開だった患者さんの旦那様とお母様らしき人がいました。
そんなのお構いなしにマッチは病室の並ぶ廊下を歩き始めました。
どっちにしろ、立つにも座るにも結構な時間と体力が必要だったもんで・・・。
一歩、また一歩。
時間はかかりながらも、旦那に支えてもらいながら一生懸命歩きました。
汗かきながら、髪の毛乱れながら、形振り構ってる余裕が…ないっ!!
この時のマッチ。
「・・・こんな状態で歩けと言うんだから拷問もいいところだ。」
普通は歩きたくもなくなるもんです。
しかし出ろと言われてはどうしようもなかった。
痛みの波が来るたびに止まって、痛みが去るのを待って。
マッチは旦那に寄り添ってもらいながらも必死でした。
途中、巡回していた助産士さんに、
「歩くとお産進むから頑張って!!」
・・・うるせー!!(言葉遣い汚くてすみません)
でも、ホントそんな感じ。
だって・・・至上最強に痛いんです!!
そんなんで歩けと言う方が辛いに決まってるでしょう!!
なんとか廊下の半分まで来た時、変な感じに襲われてUターンをしました。
なんかこう・・・陣痛のたびにお腹の重心が下がって、外に押し出されそうな感覚。
その意味に気がついたのは、妹が待っていたナースステーションの前。
自然に言っていました。
「・・・いきみたい。」
もう既に言葉を発せないはずの私から出たのは、その言葉でした。
「まだダメっ!!」「まだいきんじゃダメだって!!」
旦那と妹に言われ、そのいきみを逃すような呼吸法をしていました。
その時、担当の助産士さんが陣痛室入っていいよ~とやってきました。
入って座る時、旦那が「いきみたいって言ってたよね?」と一言。
「あら、じゃあちょっと見てみようか。」
と、助産士さんが旦那を一度外に出して内診。
すると・・・。
「あ!!もう開いちゃってる!!すぐ分娩室入ってもらうね!!旦那さん呼んでくるから、行ってて!」
なんですとっ!!!!もう全開大ですか?
病院に来てからまだ2時間経ってないんですが・・・。
夜までかかると思っていたのに。
でも、解放されるならありがたい!!
息子!もうすぐ会えるぞ!!
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